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FZ1はそのままでも90mm相当の中望遠マクロが使え、
超望遠域でクローズアップレンズを付ければさらに拡大撮影ができるます。
広角マクロと違い、被写体と適度な距離を取れるFZ1は、
遠距離だけでなく近距離でも活躍するカメラです。 *広角からズームバーの中央(約2.5倍)までは最近接距離が変わらないため、 中間の画角では単体でもかなり拡大した写真が撮れます。 それより望遠側では急激に最短撮影距離が伸び、撮影倍率は小さくなります。 *下記参照 クローズアップレンズを用いると望遠側で寄ることができるので、 本格的なマクロ撮影が可能になります。 クローズアップレンズを用いた場合はピントが合う最大距離(ピントは無限遠) も決まってくるので注意が必要です。その画像を下に載せました。 記載している距離はフードアダプター先端から被写体の手前の角までです。 ここではNo.3を用いていますが、No.4やNo.5を使うともっと寄って取れます。 | ||
広角側(35mm相当) | ズーム中央(90mm相当) | 望遠側(420mm相当) |
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クローズアップレンズなし 最も近寄ったとき | ||
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クローズアップレンズ No.3 最も近寄ったとき | ||
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クローズアップレンズ No.3 最も離れたとき | ||
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広角マクロは歪みが大きいですね。 全てマクロモード、スポットモード exif情報は画像に残っています。 |
上で、「広角からズームの中央までは最近接距離が変わらない」と書いたのですが、
FZ1をバージョンアップしたところ中望遠域で寄れなくなってしまいました。 最も大きく写るのが2倍(70mm相当)のときで、ズームするほど撮影距離が伸びるので、 撮影像は小さくなってしまいます。 6倍(210mm相当)では望遠端と同じ106cmになってしまいます。 元はこの倍率で広角側と同じ距離まで寄れたのにです。 バージョンアップによって、マクロモードに切り替えることなく、常用するP/A/Sモードで クローズアップ撮影が行えるようになったのは歓迎しますが、この後退は不思議です。 (2004.6.6加筆) バージョンアップ前はズームバーの位置が倍率に対してリニアではなく、 中間位置でも2倍程度の倍率だったようです。 バージョンアップ後はリニアに変更されたため、 上に書いたようにバーの中間位置で最短撮影距離が異なることから、 マクロ性能が後退したと考えてしまいました。 2倍と3倍の間での細かい検証が必要ですが、 バージョンアップをしても撮影倍率は変わっていないと思われます。 |
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クローズアップレンズなしです。クリックで元画像を表示します。 | ||
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