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PowerShot S30からR1への乗り換えで使い勝手は劇的に向上しました。
(S30との比較参照) しかし、肝心の出力画像はどう変わったのでしょうか? ●S30の1/1.8インチ・300万画素CCDに対し、R1は1/2.5インチ・400万画素と、 CCD全体のサイズ・画素サイズともに小さくなっています。 そこで、画素数が増えただけの解像力の向上は得られるのか? ●また、他所の作例を見ると、細部がもやもやしたり、 輪郭ががたがたしたりしている画像が見受けられますが、どんな条件でそうなるのか? 同じ風景で写りを比較してみました。 以下、問題のある部分を見やすくするため、2倍に拡大して切り出しました。 (1)遠景林のもやもや
(2)樹木の枝ももやもや
(3)ぶりぶりした電線
(4)屋根葺き材の偽色
(5)結論 残念ながら、R1は3年前のS30と比べて、 僅かですが及ばない画質と言わざるを得ません。 キヤノンとリコーの絵づくりの方向性の差、私の好みの違いといってかたづけてしまえばそれまでですが、少なくとも解像力では負けています。 もちろん、このHPで縮小して表示するには何の問題もありません。 しかし、R1も含め300万画素クラスで等倍で見て分かる違いは、 たとえLサイズの印刷でも表れます。 R1は日常的には十分な画質があると思います。 むしろ、CCDの画素の微細さを考えれば優秀な画像を生成していると言えるでしょう。 リコーの画質は機種ごとに向上しているらしいので、 今後のさらなる発展を望みたいものです。 | ||||||||||||||||
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