公式製品解説、仕様
EPSON CP-800 エプソン販売
PowerShot S30 CANON BeBit
PowerShot S30 キヤノン販売
今まで使っていたCP-800と比較しながら、S30のスペックを評価します。
共に多機能なカメラですが、私的基準なので、
興味のない機能については省略するか、簡単に済ませています。
その項目について優れていると思う方を青い背景にしました。
2年半の時を隔てたS30は秀でたところが多いですが、
CP-800もまだまだ今日のデジカメに劣らず、取り入れるべき点もあると思います。
内容 | EPSON CP-800 | Canon PowerShot S30 |
---|---|---|
大きさ |
113×67.5×35.5 ○携帯するには厚みが薄いほうが便利。 |
112×58×42 ×ごろっとしている。 |
重さ CF、電源、ストラップ込み |
300g ○電池の重量がグリップ側にあるので実際より軽く感じる。 |
△320g |
持ちやすさ |
○右手前面にゴムのグリップがあり滑りにくい。 ○右手背面は親指で液晶面をガッと押さえることで安定する。 ×左手の押さえる部分が少ない。注意しないと指が写る。 |
△右手前面のグリップは頼りない。 ○レンズが中央にあるので、両手で構えることができるカメラ。 ×左手は操作のために必要。 |
電源 |
○単3Ni-MH2本 ○液晶OFFならかなり持つ ×液晶ONではあっという間 |
△リチウムイオン充電池 ○まあまあ持ちそう |
起動 |
○液晶OFF:約2.5秒 ×液晶ON :約4秒 レンズカバーのオープンによる |
×液晶OFF:約4秒 ×液晶ON :約4.5秒 レンズカバーのオープンによる 固く、指掛かりも良くない。 |
終了 |
○レンズカバー閉で電源オフにできる。 |
×レンズカバーを閉じるには2動作必要で、本体をすぐにしまえない。 ×レンズカバーの爪が乗り上げることがある。 |
モード切替 (液晶OFF) |
×撮影→再生:約4.5秒 ×再生→撮影:約3秒 |
○撮影→再生:約2秒 ○再生→撮影:約2秒 |
撮像素子 |
1/2インチCCD 最大1600×1200画素 補色フィルター ×寒い感じです。 |
1/1.8インチCCD 最大2048×1536画素画素 原色フィルター ○暖かい感じに写ります。 |
レンズ |
38mm相当単焦点 F.2.4 ○歪みの少ないレンズです。 ×絞り調整がF2.4、F8.0しかない。 ×絞り開放のマクロ撮影では渦巻きぼけになります。 |
35〜105mm相当 F.2.8〜4.9 ×広角側では樽型の歪曲あり ○絞り開放のぼけは自然です。 |
光学ファインダー |
○倍率が高くて見やすい。 ○そして視野率が高いためファインダーで構図が決めやすい。 |
×他機種のズームファインダー同様倍率が低い。 ×視野率が約82%と低く、周りがよけいに写るので使いにくい。 |
オートフォーカス |
△マクロで草花など細いものにはピントが合わないので、
マニュアルで最短距離に合わせて撮影しています。 |
○光量が足りないと測距が迷うが、マクロ領域ではしっかり合う。 |
撮影距離 |
○マクロは15cmまで |
○広角側マクロは10cmまで ○望遠側はワーキングディスタンスがとれる。 |
シャッター速度 |
1/2秒〜1/750秒 ×暗めの夜景は撮れない。 ×花火はさびしくなってしまう。 ×高速側は露出オーバーになりやすい |
(15秒〜1.3秒)1秒〜1/1500秒 ○長時間露光はT、Mモードのみなのは△だが 十分実用的な範囲をカバーしている。 |
露出制御 |
×マニュアル制御ではシャッター速度の段階が細かすぎて使いにくい。 ×マニュアル制御は液晶モニタでないと使えない。 ×絞りは2段階しかないのでシャッター速度が選べない。 |
○絞り優先、シャッター速度優先も可能。 ○それぞれのモードごとに設定値が記憶される。 △プログラムシフトも可能だが操作しにくい。 |
露出制御 |
×マニュアル制御ではシャッター速度の段階が細かすぎて使いにくい。 ×マニュアル制御は液晶モニタでないと使えない。 ×絞りは2段階しかないのでシャッター速度が選べない。 |
○絞り優先、シャッター速度優先も可能。 ○それぞれのモードごとに設定値が記憶される。 △プログラムシフトも可能だが操作しにくい。 |
露出補正 |
○+−ボタンでダイレクトに変更可能。 ○補正値は上面液晶に表示される。 △0.2EV刻みは細かくて使いにくい |
○絞り優先、シャッター速度優先も可能。 ○それぞれのモードごとに設定値が記憶される。 △プログラムシフトも可能だが操作しにくい。 |
感度 |
ISO100,200,400 ○変更がダイレクトにできる。 |
ISO50,100,200,400,800 ○露出調整の幅が広い |
ホワイトバランス |
オート、太陽光、プリセット ○必要最小限が押さえてある。 ○変更がダイレクトにできる。 ×戸外ではオートより太陽光のほうが自然だが、 電源を切るとオートに戻ってしまう。(レンズカバー閉では保存) |
○オートでも自然な色合い。 ×露出補正他とボタンをかねている。 ×設定が多すぎ、色温度順でないのでわかりにくい ○電源オフでも設定が保存される。 |
ストロボ |
オート、発光、禁止、スローシンクロ ○必要最小限が押さえてある。 ○変更がダイレクトにできる。 ×電源を切るとオートに戻ってしまう。 (レンズカバー閉では保存される) |
×赤目補正も含め設定が多いので切り替えが面倒 ○電源オフでも設定が保存される。 |
情報表示 |
![]() ○ISO感度、ホワイトバランス、露出補正 画像サイズ、ストロボモード、残り枚数等を 表示すると共に、ダイレクトに変更可能 ×パネル照明がない |
![]() |
ストロボ調光補正 |
×なし |
○+−2EVまで可能 |
撮影モード |
スポーツ/ポートレート/風景 使ったことがない。 |
なんかいろいろ たぶん使わない。 |
記録モード |
必要なだけに絞られているが、上下を切るだけのパノラマは余計。 |
サイズ4×圧縮3、RAW ○コントラスト、輪郭、彩度の調整が可能 |
動画撮影 |
なし |
必要はないが、子供向けに遊べる。 |
連続撮影 |
1.5コマ/秒 ×液晶モニタをつけないと使えない。 |
○高速:3コマ/秒 通常:2コマ/秒 △電源を切るとシングルモードに戻ってしまう。 |
再生モード |
拡大は2倍まで |
○ヒストグラム表示が可能 ○5倍まで拡大が可能。 |
テレビ出力 |
×画像にゴーストがでて汚い |
○テレビで鑑賞できる画質。 |