Water Garden 2006
3.新しい住人達
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4月8日 全体像

中央が去年からの池、右が今回造った池です。
左側が浅瀬ですが、今は水が入っていません。
その左のヤブランの生えているあたりは、 土砂置き場にしていたこともあって荒れていて、 これから水が流れ込む部分を造ろうと思っています。

上の写真の後の方ですが、伐採した枝を積んであります。
これは、小さな生き物の生息場所を提供し、 庭全体をビオトープにするため・・・・・・

ではなくて、片づけるのをさぼっているだけです。
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4月23日 睡蓮

睡蓮・蓮を専門に扱っている 宮川花園からネットで購入しました。
昨年は、フラワーショップで買って、品種は分からなかったのですが、 結局ピンクの花が咲きました。たぶん“アトラクション”でしょうか?

今年はこれと対称に、白か黄色の花が欲しかったので、 専門店から入手することにしました。
薄黄色の細長い花びらが開く“サンライズ”です。 正式名称は「N. odorata 'Sulphurea Glamdiflora' (オドラータ サルフレア グランディフローラ)」。
とても覚えられません。

あと、まだ一般の店頭では睡蓮は出回っていないようです。

昨年の睡蓮です。
冬の間にいくつか水中葉を出していたのが 今は水を減らしているので水面から飛び出しています。
今年もきれいに咲かしてくれるでしょうか。

新しい池の方にサンライズを植え付けました。
植えたときの水温は10度もなくて、 ぎりぎりまで水位を下げていても、 底まで手を突っ込むのはそりゃあ冷たかったです。
その後、水を増やしましたが、 写真の通り3日後には水面に葉が上がってきました。
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4月29日 オタマジャクシ

沼で見つけたヒキガエルの卵です。 一抱え分でも余るぐらい大量にありました。


やっと生まれたばかりくらいのを少し連れて帰りました。
はじめは底にへばりついて動かなかったのですが、 自分で泳ぎ回るようになり、 形も体と尾がくびれてオタマジャクシらしくなってきました。
繁茂しているアオミドロを食べてくれるかな。

昨年はあまり見なかったアメンボも何匹か来ています。
あと、素早くて写真に撮れないのですが、 ガムシのような黒い5mmくらいの虫が水底を泳ぎ回っています。 これは昨年からいたものだと思います。
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4月29日 ドジョウ

子どもが近所の川からたくさん生き物を獲ってきました。
だいぶいたぶられていましたが、 ドジョウは最終的に池に放すことにしました。
土が濁りそうです。
そういえば去年泳いでいたホトケドジョウはまだ見かけません。

魚以外の生き物です。 ドジョウは人気だったのに比べ、 アメリカザリガニやサワガニはなじみがあるようですが、 昆虫の幼虫は気味悪がられています。 種類は分かりませんが、カワゲラ、カゲロウの幼虫、イトトンボのヤゴ がいます。

イトトンボのヤゴだけ池に入れました。
少し、食物連鎖も働かせないとね。
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5月3日 頂き物

「お気楽ビオトープ」 の江東区さんからいくつかの植物とエビを分けていただきました。
写真は抽水植物のトワダアシとヒメガマです。


こちらは浮葉植物のウォーターマッシュルーム(上)とアサザ(下)です。


トワダアシは休耕田からもってきた泥に植えました。
池の手前が浅瀬なのでそこに植えましたが、 背が高くなると池が見えにくくなってしまいます。
むしろ、観察場所の前は深くしておいて、 サイドに抽水植物を植える場所をとっておくべきだったと思います。


一の池に植えたアサザです。
地下茎をのばして増殖中です。
同じように地下茎で増える芹と勢力争いになるのだろうか。

ウォーターマッシュルームは2株頂いたので、 二の池の浅瀬と深いところに植えてみました。
写真は連杭で区切った浅瀬の方で、新芽が出てきています。
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5月3日 休耕田

植物を植え付ける泥を求めて、近くの休耕田に行きました。 田というよりほとんど湿地と化しています。    今の時期、一番勢力を誇っているのは、芹でした。


芹はもういらないので、別に たくさん生えてきた草を一掴み持って帰って植えました。
調べると、ミズソバという草のようです。

5月3日 ミナミヌマエビ

植物といっしょに頂いたミナミヌマエビです。
藻や死骸をかたずける池の掃除役として期待しています。
早く殖えてくれるといいです。

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