Water Garden 2006
5.雨水の利用
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雨水を集める屋根

これまで池の水の補給は、 風呂の残り湯を散水・非常用のタンク(23L×4)に汲み置きしておき、 タンクごと池に運んでくるか、 庭の水やりついでにジョウロでまいていました。
家の裏から池まで運ぶのが重いのと、残り湯の水質に不安があるため、 雨水を集めて池に導入する仕掛けを作ることにしました。

まず、集水のため写真の車庫の屋根に軒樋をとりつけました。
屋根の面積は10u弱です。

楯樋の途中からパイプを分岐し、 初期雨水が下の樋に貯まった後に貯留タンクへ流れるようにしています。
楯樋の下端は清涼飲料の缶を切ったものでふさいであり、 雨が降った後に排水できるようにしました。

ごみ箱利用の雨水タンク

雨水タンクには庭に転がっていたごみ箱を使いました。
底に穴を開けて塩ビパイプをネジ止めし、ホースをつなぎました。 ホースの途中に止水弁をつけて、水を流せるようにしています。 ボールタップが高かったので、ホース用の簡易な止水弁を使うことになりました。
タンクがいっぱいになると、上のホースからオーバーフローした水が 池に直接流れるようになっています。 雨が降るたびに池が満水になることを期待しています。
ごみ箱は容量約43Lですぐ満杯になるので、 もっと大きくて丈夫な入れ物が手に入れば交換したいと思っています。

現在は大きな味噌樽を譲り受けて雨水タンクとしています。
→現在の雨水タンク

水が貯まっているときのタンクの内部です。
蚊が入らないように普段は蓋をしています。
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湧水部分

雨水タンクから水を出すと、ほんのしばらくの間ですが、 流れが出現します。
せせらぎの水源部分は岩の下にホースを埋めて、 水が湧き出ているように見せています。
ここには後でポンプからの循環水も一緒にする予定です。
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浸透排水

池への流入量が増え、雨のたびにオーバーフローする事になるので、 排水を地面に浸透させるよう穴を掘っています。
しかし、70cmほど掘ったら粘土層が出てきてそれ以上浸透しません。
その下まで掘る必要があるようです。

逆に、池をつくるときにここまで掘っていれば、 底の防水の手間が省けたはずです。
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